<株式>
大幅下落。12月の米雇用統計で失業率が上昇しリセッション(景気後退)観測が強まったことを背景に、ナスダックがほぼ1年ぶりの大幅な下げとなった。
ハイテク株の下落が目立ちナスダックは6日続落。インテルは、景気減速で企業がコンピューター製品のアップグレードする可能性が低いとみられ、8.1%安。JPモルガンはインテルの投資判断を引き下げた。
投資家が景気後退に備える兆しが広がるなか、発電・医薬品・食品などディフェンシブ銘柄に買いが入った。小売りセクターは軟調となった。
<為替>
ドルが下落。注目されていた12月米雇用統計は非農業部門雇用者数の伸びが2003年8月以来の低調な結果となり、米経済のリセッション(景気後退)懸念や米連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げ観測を誘った。
一方、12月米供給管理協会(ISM)非製造業景気指数は低下したものの市場予想を上回り、ドルを支えたという。
<債券>
総じて上昇。弱い米雇用統計を受けて利下げ観測が強まり、短期債利回りは一時3年ぶりの水準に低下した。一方、米連邦準備理事会(FRB)がターム物入札の実施を発表したことで、上値は重かった。
<原油先物>
大幅続落。米失業率が2年ぶりの高水準に急上昇したことをきっかけに景気後退への警戒感が広がり、エネルギー需要の減少を見込んだ売りが出た。金や銅、大豆などの先物も同様に下落、商品市場への急激な投資資金の流入に巻き戻しがでた。
<金先物>
3日ぶりに反落。雇用統計を受けて原油相場が下落したのをきっかけに、利食い売りが出て値を下げた。
