<為替>
ドルが上昇。連邦準備理事会(FRB)が来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で一段の大幅利下げを決定するとの観測が後退したことや、米政府の景気対策が経済を支援するとの楽観的な見方が要因となった。米株が下落し、対円でややドルを圧迫した。
<株式>
反落。米経済が景気後退を回避できるとの楽観的見方が後退したほか、ここ2日上げていた銀行・医薬品株に利食い売りが出た。
今週に入り堅調に推移してきた銀行株は、追加の評価損計上観測から売られた。S&P金融指数は2.5%下落。
医薬品株では、シェリング・プラウが5.7%安、メルクが3.6%安となった。当局が、両社で共同販売している主力薬について、措置を取るかどうかの結論を下すにはまだ時間がかかるとの見通しを示したことが嫌気された。
<債券>
上昇。一段のボラティリティが予想される来週を前に株が売られ、安全資産としての債券の買いが優勢となった。
アナリストやファンドマネジャーによると、利下げが予想されている来週の連邦公開市場委員会(FOMC)や雇用統計の発表を控え、一部の投資家は一段のボラティリティーに対するヘッジとして、資金を株式から債券にシフトさせた。
<原油先物>
続伸。米国の緊急経済対策がリセッション(景気後退)回避につながるとの楽観的な見方を背景に、エネルギー需要の中長期的な拡大を見込んだ買いが膨らんだ。
<金先物>
続伸。電力供給制限のため南アフリカ共和国の産金大手3社が操業停止したとのニュースを受け、中心限月は終値ベースで再び史上最高値を更新した。日中取引レンジは906.00―921.00ドル。未明の時間外取引では一時924.30ドルをつけ、過去最高値を更新した。
