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NY市場サマリー(31日)

<為替>

ドルがユーロに対して小幅上昇。あすの1月米雇用統計を前にドルショートを巻き戻す動きが進んだ。

ドルは前日、米連邦準備理事会(FRB)の50ベーシスポイント(bp)利下げを受け大幅安となった。

ユニオン・バンク・オブ・カリフォルニアのトレーダー、ジェフ・サカモト氏は「方向感に欠けており、取引が簡単な市場ではない」と語った。

今月に入りドルは円に対して4.4%下落、ユーロ/ドルは1.9%上昇、ドル/スイスフランは4.7%下落している。

<株式>

反発。金融保証大手のMBIAが業務の安定化について前向きな姿勢を示したことを好感し、最近売られていた金融関連株に買い戻しが入った。

クレジットと住宅市場の低迷で、米経済はリセッション(景気後退)入りの瀬戸際との懸念が広がるなかで、1月月間では、ダウは4.6%下落し、1月の下落率としては2000年以来最大、S&P500は6.2%下落で、1990年以来最大だった。また、ナスダックは9.9%と大幅下落、1月の下落率が過去最悪となった。

この日の相場上昇は、MBIAが保証業務を遂行するのに十分なキャッシュを保有している、と表明したことが材料となった。また、MBIAの幹部らによると、大手格付会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、MBIAの資本の水準はトリプルAの格付けを維持するのに十分、との認識をMBIA側に伝えてきた、という。

<債券>

続伸。格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、金融保証会社FGICの格付けを「AAA」から2段階引き下げ「AA」としたほか、MBIAについても格下げ方向で見直すと発表した。これを受けて、金融セクターをめぐる懸念が再燃し、短期債を中心に逃避買いが入った。

<原油先物>

米金融市場で信用不安が再燃し、景気の先行き懸念が強まったことを受け、6営業日ぶりに反落して引けた。

この日は、米株式相場の動きを眺めながら上げ下げする展開。金融保証専門保険会社(モノライン)の最大手MBIAが2・四半期連続の赤字決算を発表し、同社の財務に対する懸念から株式相場が急落すると、原油相場は90ドルを割り込んだ。

ただその後、同社のチャプリン最高財務責任者(CFO)が増資を検討していることを明らかにし、金融保証業務に必要な最上級の格付けは維持できるとの見通しを示すと株式相場が反発、原油相場も下げ渋った。

石油輸出国機構(OPEC)が明日の総会で生産量の据え置きを決めるとの見方も相場を下支えした。

<金先物>

ドルの軟調に小反発。中心限月4月物の日中取引レンジは924.90―933.20ドルだった。

トゥルー・コントラリアンのアナリスト、スティーブ・キャプラン氏は、「ドルの弱地合いを背景にファンド筋がヘッジ買いを入れる一方、商業筋が売り手に回り、小幅高にとどまった。前日の追加利下げの影響は、既に時間外取引中に消化されたようだ」と指摘。その上で、先行き見通しについて、「相関性の強い産金株がここ数週間、鈍い動きを見せているほか、インド株の急落を受け、インド勢の現物買いが大幅に鈍っていることが下落基調を強めている」と述べた。

ロイター

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2008年1月のサマリー

ニューヨーク株式市場サマリーでは、株式、為替、債権、先物などニューヨーク市場の動きを解説しています。

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