<為替>
リスク回避の動きを受けて円が全般的に上昇した。ユーロは対ドルで小幅上昇。市場では欧州中央銀行(ECB)当局者のインフレ発言が重視された。
ECB理事会メンバーのウェーバー・ドイツ連銀総裁は独紙に対して「物価リスクに関してECB理事会がのんびりと構えているという兆候はなく、全く逆だ」と指摘した。
ただ、ニューヨークでの取引ではユーロは横ばい近くまで上げ幅を縮小。クレジットをめぐる懸念を受けて、ECBが年内利下げに踏み切るとの観測が高まった。
<株式>
上昇。割安感から買いが入ったほか、買収をめぐる観測からハイテク株が上昇した。また原油高を背景にエネルギー株が買われた。
ダウ銘柄では、保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)
<債券>
上昇。住宅市場主導による減速で米経済がリセッション(景気後退)に陥るとの懸念が根強く、安全資産としての債券に買いが入った。
<原油先物>
ベネズエラ大統領による石油の対米輸出停止の警告や、暖房油(ヒーティングオイル)の最大消費地である米北東部の冷え込みを受けて供給不安が広がり、続伸した。
米国産標準油種WTIの中心限月3月物は前週末終値比1.82ドル高の1バレル=93.59ドルで引けた。中心限月の終値ベースでは、1月14日(94.20ドル)以来、約1カ月ぶりの高値水準。
<金先物>
原油先物相場の堅調を背景に4営業日続伸し、中心限月4月物は1オンス=926.70ドルと前週末終値(922.30ドル)比4.40ドル高で終了した。日中取引レンジは920.00―929.50ドル。
