<為替>
ドルが対円で上昇。1月の米小売売上高が0.3%増と市場予想の0.2%減に反して増加し、米経済のリセッション(景気後退)懸念が和らいだ。
ただ、アナリストは景気、ドルともに見通しは依然として不透明だと指摘した。
小売売上高の発表直後、ドル/円は1カ月ぶりの水準である108.37円をつけた。
<株式>
上昇。最近の指標で、米経済のリセッション(景気後退)入りの可能性が示されるなか、1月の米小売売上高が予想外に増加し、個人消費が持ちこたえていることが示されたのが背景。
半導体製造装置最大手アプライド・マテリアルズ
経済成長に特に依存する工業株が上げを主導した。3M
<債券>
おおむね下落。朝方発表された米小売売上高が予想外に強かったことで、安全資産としての債券買いが後退、株式などのリスク資産に資金が流れた。
経済指標では、1月の小売売上高が、ガソリンや自動車などの販売が寄与し全体で0.3%増と、市場予想の0.2%減に反して増加した。一方、企業決算では、住宅ローン保証会社のMGICインベストメント
相場は双方の材料を消化しつつ、ほぼ終日まちまちで推移。引けにかけて株高に押され、長期債への売りが膨らんだ。イールドカーブのスティープ化も目立った。
<原油先物>
ベネズエラが米石油大手エクソンモービル向けの石油輸出を停止すると
発表したことを受け、原油の供給懸念が高まり、小反発して引けた。
石油輸出国機構(OPEC)のヘリル議長がこの日、3月5日の次回OPEC総会で減産を検討していることを示唆したことも相場の下支え要因となった。
朝方発表された米在庫週報は、ガソリン需要の低迷を背景にガソリン在庫が増加。また、暖房油の在庫減が市場予想を下回るなど、需給懸念を和らげる内容で、相場の上値を抑えた。
<金先物>
売り買いが交錯したあと小幅続落。
中心限月4月物の日中取引レンジは901.50―913.50ドル。時間外取引では一時、899.50ドルまで下落し、1週間ぶりに900ドルの大台を割り込んだ。
原油高や白金相場の急騰を手掛かりとした買いも入ったが、予想を上回る米小売売上高を受けたドル高地合いなどを背景に、利益確定の売りがやや優勢となった。
