<為替>
ドルが下落。原油価格が過去最高値に上昇し、米経済の一段の減速と連邦準備理事会(FRB)が追加利下げに踏み切る可能性を懸念する見方が広がった。
豪ドルやニュージーランドドルなど高利回り通貨の強さが目立った。世界的な株価および商品相場の上昇で投資家のリスク選好が高まるなか、序盤から上昇した。
<株式>
下落。一時は上昇していたものの、原油価格が再び100ドル台に上昇したことを受けて、インフレが高まり、個人消費や企業利益が圧迫される可能性があるとの懸念が高まった。
<債券>
大幅下落。利益確定の売りが出たほか、原油価格が100ドルを超えて最高値を更新したことから、インフレ懸念が高まった。
1月の米消費者物価指数(CPI)の公表を20日に控え、債券市場は原油をはじめ商品市況の上昇に神経質となっている。
<原油先物>
需給逼迫懸念に支えられて4営業日続伸、米国産標準油種WTIの中心限月3月物は一時1バレル=100.10ドルまで上昇し、1月3日につけた取引時間内の過去最高値(100.09ドル)をほぼ1カ月半ぶりに更新した。終値でも史上初めて100ドルを突破、前週末終値比4.51ドル高の100.01ドルと1月2日の最高値(99.62ドル)を塗り替えた。
相場を押し上げたのは石油輸出国機構(OPEC)の生産量据え置き観測。ヘリル議長が3月5日の次回総会について、「生産は増えないだろう」と述べた上で、生産目標の据え置きか引き下げを示唆したと報じられたことから、買いが殺到した。ベネズエラやリビアの石油当局者が同様の見解を示したことも下支え要因となった。テキサス州の製油所で火災が発生し、操業停止を余儀なくされていることも材料視された。
<金先物>
一連の強材料を追い風に大量の投資資金が流入し、1月末以来2週間半ぶりに終値ベースでの最高値を更新した。中心限月4月物は1オンス=929.80ドルと前週末終値(906.10ドル)比23.70ドル高で引けた。日中取引レンジは925.00─934.00ドル。
原油先物価格が需給逼迫懸念から1バレル=100ドルの大台に乗せたのを眺め、インフレヘッジの金買いが台頭した。また、南アフリカ共和国の電力危機を背景に白金族が堅調を維持するなど商品全般に活発な買いが入り、金塊もこれに連れてストップロスの買いを巻き込みながら急ピッチで上昇した。
ロイターより

