<為替>
ドルが上昇。ただ、1月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、連邦準備理事会(FRB)が経済支援に向け利下げを継続する可能性が高いことが示唆され、上値の重い展開となった。
1月の米消費者物価指数(CPI)のコア指数が前月比プラス0.3%と、2006年6月以来の大幅な上昇率となったことから、FRBの大幅利下げ観測が一時後退。ユーロ/ドルがこの日の安値である1.4615ドルに下落した。
<株式>
反発。コンピューター・プリンター大手ヒューレット・パッカード(HP)
この日発表された1月の米消費者物価指数(CPI)が強い数字を示したことから、FRBの利下げ余地が狭まるとの見方が高まり、米株市場は一時、下げていた。
その後、FRBの議事録を受けて、FRBが米経済のリセッション(景気後退)入りを防ぐため積極的な対応を続けるとの楽観的な見方が強まり相場を支援した。
<債券>
まちまちで終了した。インフレ懸念と米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待が交錯するなか、荒い値動きとなった。
債券相場は、1月の米消費者物価指数(CPI)が予想以上に上昇したことで圧迫されたほか、株高により安全資産としての債券買いが後退した。
<原油先物>
石油輸出国機構(OPEC)の減産観測などを背景に需給逼迫懸念が根強く、代表的な指標である米国産標準油種WTIの中心限月3月物は、電子取引で一時1バレル=101.32ドルと、史上初めて101ドル台に乗せた。
取引時間中に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、景気下振れに備えた追加利下げに踏み切る可能性が高いことが判明。このため、対ユーロでドル売りが進み、ドル建て原油に割安感が出たことも一段の原油高を招いた。
同日は、中心限月の3月物の取引最終日にあたり、テクニカルな売買が集中しやすかったことも続伸した要因とみられる。翌21日から中心限月となる4月物は横ばいの99.70ドルで100ドルを下回って終了した。
<金先物>
続伸。中心限月4月物は2日連続で終値ベースの最高値を更新して引けた。日中取引レンジは916.50―939.40ドル。
朝方発表の1月の米消費者物価指数(CPI)でインフレ上昇圧力が示されたことから、追加利下げ観測の後退を背景にドルが上昇。これを受けて、金塊は早い段階で売りに押されたものの、その後は原油相場の続騰などを眺めてインフレヘッジとしての買いが優勢となった。
ロイターより
