<為替>
ドルが全般的に下落。リセッション(景気後退)や一段のクレジット関連の損失をめぐる懸念が高まるなか、ドルは対ユーロで3週間ぶり安値をつけた。
ただ、米金融保証会社(モノライン)アムバック・フィナンシャル・グループ
前日の弱い米フィラデルフィア地区連銀業況指数で景気後退懸念を強まり、ドルを圧迫する一方、この日の2月のユーロ圏サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)は52.3と前月の50.6から上昇し、欧州中央銀行(ECB)による目先の利下げ観測が後退した。
<債券>
下落。米金融保証のアムバック・フィナンシャル・グループ
主要株価指数は取引時間の大半を1%以上、下落して推移していた。しかし、銀行団が25日か26日にもアムバック救済策を発表するとCNBCが報じると上昇に転じ債券が売られた。
今週は長期債売り・短期債買いによるイールドカーブをスティープ化する取引が目立った。債券アナリストの多くは、一段のスティープ化の余地があるとみているが、その一方で、インフレが高まり米連邦準備理事会(FRB)が成長から物価圧力に再び焦点を移せば、状況が変わると考えている。
<株式>
反発。相場は終日ほぼ軟調に推移していたが、引け前に、米金融保証のアムバック・フィナンシャル・グループ
メリルリンチが、連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)
アムバックは16%高と急騰。同業のMBIA
<原油先物>
ウラン濃縮を継続するイランと米欧諸国の対立や、トルコ軍によるイラク北部侵攻など、中東地域の緊張が高まったために供給不安が強まり、反発した。
国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長が理事国に配布した報告書で、イランが国連安保理決議に違反してウラン濃縮を継続していたことが判明。同国と欧米が再び激しく対立する可能性が出てきた。
また、トルコ軍が21日夜から、反政府組織のクルド労働者党が拠点を置くイラク北部への侵攻を開始。これらの地政学的リスクの高まりを受けて、原油供給が停滞する可能性が意識され、原油先物相場は買い優勢となった。
<金先物>
利益確定の売りなどに小反落し、中心限月4月物は1オンス947.80ドルと前日終値(949.20ドル)比1.40ドル安で取引を終えた。前日の時間外取引では一時958.40ドルまで上伸、取引時間中の過去最高値を更新していた。日中取引レンジは939.00―952.50ドル。
ロイターより
