<為替>
ドルがユーロと主要通貨バスケットに対し史上最安値を更新した。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長はこの日の議会証言で、リセッション(景気後退)回避に向け追加利下げを行う考えを示唆した。
午前に発表された1月米新築住宅販売は2.8%減の年率58万8000戸で、約13年ぶりの低水準。在庫比率は約26年ぶりの水準に膨らんだ。1月の耐久財受注も前月比5.3%減少し、過去5カ月間で最大の落ち込みとなった。
弱い内容の経済指標によってドル売り圧力が高まるなか、バーナンキ議長の証言を受け、市場では3月に0.5%の追加利下げが行われるとの観測が強まった。
<株式>
ダウとナスダックが小幅続伸。米連邦住宅公社監督局(OFHEO)は、政府系住宅金融機関(GSE)の連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)
<債券>
ほぼ変わらず。この日発表された米耐久財受注や住宅販売は大幅減少したが、政府系住宅金融機関(GSE)の投資規制緩和策が発表されたことで、住宅市場低迷が食い止められるとの見方が広がり、相場を圧迫した。
この日の相場は、プラスとマイナス圏を行き来する展開となった。
<原油先物>
ドル安の進行で買いが膨らみ、代表的な指標である米国産標準油種WTIの中心限月4月物が未明の電子取引で一時1バレル=102.08ドルまで上伸し、初めて102ドル台に乗せた。その後始まった通常取引では、米国の在庫増を眺めて売り優勢に転じ、前日終値比1.24ドル安の99.64ドルで引けた。
<金先物>
対ユーロでのドル安進行を材料に買いが膨らみ大幅続伸し、中心限月4月物は1オンス=961.00ドルと前日終値(948.90ドル)比12.10ドル(1.3%)高で終了。4営業日ぶりに終値ベースの過去最高値を更新した。日中取引レンジは954.00?964.00ドル。時間外取引でも、967.70ドルの史上最高値をつけた。
