<為替>
ドルがユーロと主要通貨バスケットに対して一時の安値から戻した。2月の米供給管理協会(ISM)製造業部門景気指数が予想を上回ったことでドルを買い戻す動きが出た。
ただアナリストは、今週発表される一連の米指標が米景気後退懸念を高め、利下げ観測を強める数字となる可能性を指摘、ドル反発は短期的なもの、との見方を示している。
<株式>
ダウとS&Pがほぼ変わらずで引けた。商品市況高を背景に鉱業株やエネルギー株が買われ、住宅市場問題の拡大懸念を相殺する格好となった。
<債券>
反落。2月の米供給管理協会(ISM)製造業部門景気指数が予想ほど悪化しなかったことから、債券への逃避買いが抑えられた。
債券相場は高値が続いていたことから、一部から下落するとの見方が出ていた。
<原油先物>
世界的な株安を受け商品相場に資金を退避させる動きが進み、米国産標準油種WTIの中心限月4月物は一時1バレル=103.95ドルまで上伸し、取引時間中の史上最高値を更新した。
4月物は前週末終値比0.61ドル高の102.45ドルで終了。立会取引の安値は102.00ドルだった。5月物は0.59ドル高の102.01ドルで引けた。
<金先物>
対主要通貨でのドル急落や原油相場の急騰などを眺めた投機資金の流入が継続し大幅続伸、4営業日連続で終値ベースの過去最高値を更新した。中心限月4月きりは1オンス=984.20ドルと前週末終値(975.00ドル)比9.20ドル高で終了。一時は992.00ドルまで上伸、取引時間中の過去最高値を4営業日連続で塗り替えるとともに、心理的に重要な節目の1000ドルをうかがう展開となった。
