<為替>
ドルが下落。米景気に対する悲観的な見方が強まるなか、ユーロに対して最安値を更新した。
この日ポールソン米財務長官が、米経済は引き続き拡大する可能性が高いが、リスクは下向きとの見方を示したことを受け、景気後退懸念が高まった。
<株式>
上昇。2月の米供給管理協会(ISM)非製造業総合指数が前月から上昇するとともに予想を上回り、景気後退懸念が緩和したほか、商品相場の急上昇でエネルギーや鉱山株に買いが入った。
<債券>
長期債が3日続落。経済が低迷するなか商品価格が過去最高値に上昇し、インフレ懸念が強まった。
この日は、原油価格の1バレル=104ドル台乗せ、金価格が1オンス=1000ドルに近づくなど商品価格が上昇したほか、ドルが対ユーロで過去最安値に下落。2月の米供給管理協会(ISM)非製造業総合指数(NMI)が49.3と、景気判断の分かれ目となる50を2カ月連続で割り込んだにもかかわらず、5年債以上の長期債を売却する動きが広がった。
<原油先物>
石油輸出国機構(OPEC)の生産量据え置き決定や、米国在庫の大幅減少をきっかけに需給逼迫(ひっぱく)観測が強まり、急反発した。米国産標準油種WTIの中心限月4月物は、通常取引後も騰勢が衰えず、時間外取引で一時1バレル=104.95ドルの史上最高値を付けた。
同日の立ち会い取引は前日終値比5.00ドル高の104.52ドルで終了。終値ベースでも4営業日ぶりに最高値を更新した。高値は104.60ドル、安値は100.75ドル。5月物は4.72ドル高の103.69ドルだった。
<金先物>
インフレ進行を示唆する指標や原油高を契機にファンド筋の買いが戻り急反発、再び最高値を更新した。中心限月4月物は1オンス=988.50ドルと前日終値(966.30ドル)比22.20ドル高で終了。一時995.00ドルをつけ、1000ドルの大台目前に迫った。この日の安値は966.00ドル。
